斑瑪 官兵衛

おや、品の無い客人だ。礼儀作法の一つでも学んでいくが良いよ
おや、品の無い客人だ。礼儀作法の一つでも学んでいくが良いよ

斑瑪 官兵衛(まだらめ かんべえ)
43歳
誕生日 2月4日
性別 男
身長 181
一人称 私
二人称 お前、君、貴殿


殺し屋の組「斑瑪(まだらめ)」の元締め。表向きは一般町民に紛れ小さな店の主人としてひっそりと小さな里で暮らしている。

十年前、記憶を失い瀕死で里に流れ着いた斑瑪誠吉の身を拾い自分の下に保護した、事実上の彼の命の恩人。


深紫の癖髪に青色の瞳。右側に鎖紐のついた眼鏡を着用している。物腰柔らかで穏やかな印象を持つ。

然し一見紳士的で誰にでも優しそうに見える反面、平気で嘘を付く一面があり、穏やかな顔でさらりと冷酷な言葉や判断を下す掴めぬ人柄で、非常に侮れない。

柔らかな雰囲気とは対照的に何処か冷めた雰囲気を持っており、其の内面は身近にいる誠吉も、長く彼の側に仕える彼の密偵、吉原美和ですらも把握しきれていない。


鬼灯義空夢現夜叉丸光道とは昔殺し屋仲間を組んでいた古馴染みだが、今はある事を理由に絶縁、それだけに留まらず敵対する関係になっている。


日常で人と接する分には何一つそれを感じさせないが、本人曰くは人でありながら自分は「人間が嫌い」だと発言している。
だが唯一自分が助けた人間「誠吉」に関しては例外であり、記憶喪失故に真っ白な彼の無垢な人柄を心底気に入り、まるで実の息子のように愛でている。

その反面で彼に、今のままでいて欲しい、これからも変わらないでいて欲しい 等の押し付けがましい願望も密かに抱いており、誠吉が何も知らぬ事を良い事に束縛し、美和に協力を得て彼を監視している様子さえある。

その異常な過保護と執着の様子は理不尽かつ少々歪過ぎる物であり、彼にしか理解ができない何等かの大きな想いがあるのだろう。 


又、過去に名前を幾つか持っていた様で、何かある度に名を変え里を移動し身を潜め、まるで「何か」から逃げ続けている様な行動を取っている。
その事から恐らく、現在名乗っている「斑瑪官兵衛」という名も例に漏れず偽名の可能性が高いだろう。

他殺し屋組織、夢現鬼灯の二組になにやら関係がある素振りを見せるもその真偽は定かではなく、誠吉にも、美和にすらも、自身の事で秘密にしてる事は多くある様子だ。