殺し屋狩 夢現

殺し屋界に広く名が知られる程に苛烈で大胆な行動を取る集団であり、闇取引で手を組んでいる幕府の命の下、主に同業者である殺し屋を潰す「殺し屋狩の集団」として名を馳せている。

様々な地から剣豪や破落戸、お尋ね者、果てには忍等関係なく部下として引き入れ、総合してかなりの大人数を傘下に置いている。日本の所々に拠点を置き行動しており、殺し屋乍らに日の本の支配を狙い、圧倒的戦力で人里や城下町、必要ならば手段すら問わずに襲っている。

夢現は資金や権力のある相手に裏から手を回し、巧みに協力を得て、其れらから組織繁栄の援助を受けている様子もあり、殺し屋でありながら密かに表の世界の人間とも幅広く繋がりを持っている、暗躍者としては強く異端的な存在である。
その上幕府とも密かに通じている事もあり、その支配力の大きさは他の組を強く凌駕している。

とある目的を果たす為にある人物を探し続けており、その道すがら、邪魔となる里を焼いては同時に有力な人材を引き入れ組織の人数を膨れさせている。

誠吉の存在を認識するや否や、執拗に彼の身を狙う様になる。また、殺し屋鬼灯とは犬猿の中らしく、あの手のこの手で互いに潰し合いをしている。

【夢現幹部】

夢現内で圧倒的な力を持つのは 、夢現夜叉丸の正式な従者であり、夢現そのものを夜叉丸の代わりに動かす夢現の表上の最高先導者である三名

河北一茶、田心影丸、北見銑十郎 である。

夢現の事実の支配者は夜叉丸であるものの
彼が表に出る事を拒む為殆どの指揮は幹部である河北一茶の手が中心で回っている。

一茶の部下に対する支配は、恐怖と脅迫による拘束的且つ非道な物であり「失敗した者には死を」と言う絶対的な支配で物事を進めている様子があり、夢現の部下の殆どは一茶に怯えている様子も。

三人各々圧倒的な力を持っており、意見の食い違いが多々あれど利害関係は一致しており、計画の殆どは三名で組んで事を進めている事が多い。