殺し屋鬼灯

【鬼灯(ほおずき)とは 鬼灯義空が元締めとして指揮を取っている総勢九名の殺し屋組織である】
【鬼灯(ほおずき)とは 鬼灯義空が元締めとして指揮を取っている総勢九名の殺し屋組織である】

組織の支配者は鬼灯義空。彼に従う殺し屋の面子は総勢八名、光道桜子壱悟郎夜助飛鳥半蔵柚月零仙となる。殺し屋界でも厄介に思われている、名高い腕を持ち、山奥の廃寺に拠点を置いている。

幻と言われた田心忍流派の抜け忍、夜助と飛鳥、半蔵、柚月等の忍4名に主な隠密任務や暗殺仕事を任せており、情報収集の役割として元町医者も営んでいた情報屋の零仙も組織に加えている。
光道は義空に次ぐ組織の責任者であり、義空不在時は光道が指揮を取り、組を纏める。桜子は組織の密偵であり、壱悟郎は義空の用心棒を務めつつ状況に応じて始末屋としての役割を担う。
また七名の面子以外に義空と光道は部下を雇っておらず、夢現と比べるとその組織人数は圧倒的に少ない。
然しその腕は夢現の幹部が厄介に思う程度に油断ならない物であるらしく、強く警戒視されている。所謂精鋭組織。

「鬼灯」は悪名が高い事で知られ、幕府からも厳しく目を当てられている。使用する手段は殺し屋の世界でも冷酷卑怯その物であり、人の理に縛られず、無論として法を犯す手段も厭わず進んで使っている。

その為か、現在に至るまでの拠点は一ヶ所に留まらず、転々と組織で日本を渡りながら幕府の目から逃げていた。

依頼主から多額の金を巻き上げているが、同時に依頼の成功は絶対条件として進めており、どんな手を使っても任務を遂行させる、組織全体が一丸として手段を選ばぬ質の様だ。

また、日の本に知られる名を持つ殺し屋夢現とは敵対しており、戦力差がありながらも何か目的がある様で入念に時間をかけながら執拗に夢現への偵察を行なっている。

またその目的を果たす為に不可欠な存在となる斑瑪誠吉の身を狙い、彼にも接触を図る様になる。