「鬼灯」は悪名が高い事で知られ、幕府からも厳しく目を当てられている。使用する手段は殺し屋の世界でも冷酷卑怯その物であり、人の理に縛られず、無論として法を犯す手段も厭わず進んで使っている。
その為か、現在に至るまでの拠点は一ヶ所に留まらず、転々と組織で日本を渡りながら幕府の目から逃げていた。
依頼主から多額の金を巻き上げているが、同時に依頼の成功は絶対条件として進めており、どんな手を使っても任務を遂行させる、組織全体が一丸として手段を選ばぬ質の様だ。
また、日の本に知られる名を持つ殺し屋夢現とは敵対しており、戦力差がありながらも何か目的がある様で入念に時間をかけながら執拗に夢現への偵察を行なっている。
またその目的を果たす為に不可欠な存在となる斑瑪誠吉の身を狙い、彼にも接触を図る様になる。