零仙

生憎必要なモンは全部、頭(ココ)に入ってるんでね。
生憎必要なモンは全部、頭(ココ)に入ってるんでね。

零仙(れいせん)
53歳
誕生日 10月13日
性別 男
身長 184(+6㎝ゲタ)
一人称 俺
二人称 アンタ、お前、お前さん


殺し屋「鬼灯」の密偵。

左目を包帯で覆っており、深緑の長羽織に中にサラシを巻いている。下は袴に、6㎝程の一本歯の下駄を穿いている。

元々は町医者を生業にしていた情報屋
鬼灯では主に情報の採集、それらの管理をしており、時折仲間の怪我の治療等もしている様だ。また、情報を得る為に密偵として拠点を出る事も多く、寺を長期不在にする場合もある。

義空の命令により官兵衛の潜伏位置を特定した張本人。


強面な見た目から一見誤解されやすいが、本人は非常に穏やかな人柄で世話焼き質。

常に冷静であり、仲間の身を案じている。年長故か振る舞いにも余裕があり、また誰に対しても差別をせずに平等に接する。

良い事も悪い事も包み隠さず相手に伝える上、相手に探りを入れたり、下手な気を使う真似を一切しない。

其れは裏表のない性格と言えるが、繕う事のしない人柄の為か時折 無意識に人を怒らせることもあり、若干の天然も混じっている。


彼は組織では古株だが、長く居る割には本人自身あまり殺し仕事をよくは思ってはおらず、義空のやり方にも時折納得の行っていない様子があり彼の手段に苦言を漏らす事もある。
其れでも殺し屋の世界に身を投じたのは、彼にとってやむを得ない理由があったのか、真偽に関し本人自身は口を閉ざしており彼の事情は義空しか知らないのだそう。

また、義空に真正面から意見をする様子を見る限りでは、恐らくそれは彼自身組織を思っての行動でもあり、義空という男に信頼を向けているからこそ繕わず、率直な意見を述べているとも取れる。それでいて日常では義空とは酒飲み仲間であり、彼の友人である光道の専属医者を任されている事も見れば、仕事関連を無視すれば義空との信頼関係はとても良好と思える。


誠吉のことを気に入っており、物語上では彼の手助けをしたいと思う故に親身に相談に乗り、時には助言し、非常に友好的に接してくる人物となっている。