烏郷夜鷹

夜は俺らの世界。闇と空の上において、俺ら烏郷に勝る者なんざいねぇんだよ
夜は俺らの世界。闇と空の上において、俺ら烏郷に勝る者なんざいねぇんだよ

烏郷 夜鷹(うごう よたか)
18歳(本編20年前当時)
誕生日 7月28日
性別 男
身長 179
一人称 俺
二人称 テメェ、お前


本編現在消息不明となっている謎の忍軍烏郷忍流派の忍であり、頭目の息子。長男。
弟には当時10歳だった田心夜助がおり夜鷹は本来の彼の実兄である。
夜助とよく似た銀色の瞳に、背中までの黒色の髪を後ろで一本に結っている。全体黒基調の忍装束を身に纏い、武器は忍刀二刀と暗器を使用している。

非常に高飛車な性格で短気、口調も乱暴。人を揶揄う様な小馬鹿にした風の物言いも多く目立ち、その様子は何処となくも確り、傲慢かつ苛烈な性格の夜助の兄であるという印象を明確に表している。
頭目の息子という事もありその未来に期待を寄せられている。若年齢でありながら実力自体も高く優れている為、小憎たらしくもその腕前はやはり夜助同様、口だけと言う訳ではない、確かな秀才の物の様だ。
歳の離れた弟の夜助との関係は良好で、お互い悪態を吐いたり揶揄ったりする物の、兄弟らしいやり取りも見せており、また夜鷹自身も彼なりに夜助を愛でているつもりだった。

烏郷の特性の類に漏れず彼も素早さに長けるが、その中でも夜鷹の疾さは烏郷随一であり、あろう事か事実上本編でトップの素早さを誇る夜助に「追いついた事がない」と言わしめる程である。

頭目の未来を期待されていたが、弟の夜助が頭目継承として名をあげられ、素直にそれを受け入れ彼を支援しようと考えるも、口には出さずとも根では兄でありながら弟に見劣りする自分の実力を強く恥じている。
然し、だからと言っても次期頭目候補となった夜助を妬む訳でもなく、彼の才能を認め、彼の未来を夜鷹は心から望み背を押していた。然しそれが双方伝えるのに不器用すぎるあまり、夜助との考えに誤解が生じ、また兄弟関係にも一時的に綻びが生じる。

本編20年前より夜助と共に謎の集団に闇討ちを受け、突如流派ごと消息を断つ。以来、姿を見せておらず、実弟の夜助すらも、その後の彼の動向を知らぬ様だ。